水と今

かくして君は待つ、ある人が現れるのを。君の命をとめどなく膨らませにやって来るのを。(リルケ)

のっぴきならない夏に(初夏バテ所感)

多摩川に赴いてからブログを更新しようと目論んでいたのだが(前記事参照)、行こうぜ行こうぜと思っているだけではなかなか行けないので、とりま多摩川のことは置いといて(どうせ遠からず行くことになる)、改めて追記するとしよう。

さて、ここに私事をつらつらと羅列するのはあまり気が乗らないのだが(しかし、ここに私事以外の何を記せるのか?を追求するのはまた別の機会に譲るとして)、最近思うことを5つばかり列挙してみたい。ホントは5つじゃ足りなくて9つはあるのだが、今日は仕事前なので9つ記す時間が足りないのです。

 

1、先日、行きつけのお店で売っている素敵刊行物を作っていらっしゃる方がその店にイベントでいらしていたので、少しお話して、それから長めのインタビュー(のようなもの)をさせてもらう機会を得た(こちらからお願いした)のだが、これがたいへん善き経験となった。

久しぶりに文字起こしなどしてみると、反省する点はそれもう多々山々だし、おまけに私の聞き手としての稚拙さと人間としての未熟さが思わず赤面するほど浮き彫りになるのだが、それらも含めて得られた諸々がありがたかった。快くインタビューを受けてくださったNさんと、場所と機会を設けてくださったM夫妻に感謝。記事は近いうちに適切な場所で公表できたら嬉し。

 

2、当方、今を遡ること数十年前——すなわち中高校生時代から、「運動音痴だけど断続的陸上走者」であることを自認し、自らのスポーツマンシップ的自己同一性を保つための「寄すが」としてきたわけだが、このところ、そんな自己同一性なんて崩壊寸前っていうか、そもそもそんなものあったん?っていうくらい、ろくすっぽ走れてなかったん。

だが先日、隣町の、かつてよく通っていた某大型スポーツ用品店に立ち寄ってASICSの或るスニーカーを試履した時、「あ〃、己はやはり走っていたい」という確かな欲求と自己確認がふつふつふつとたぎってきやがった。なので来年、中距離系の大会に出場することを目標に(いや、ほんに)、初心に戻って日々走り込んでいきたい所存ですわ。暑いが、熱い夏になりそうだ。

 

3、いやはや暑い日が続きますね。僕はけっこう昔から、どんなに暑くても冷コーヒーや冷紅茶や冷ジュースの類いはほとんど口にせず、暑い日こそ熱い濃いコーヒーなのさっ(ふっ)。などと、全身から汗水流しながら、涼しげな笑みを浮かべていた(つもりだった)ことが多かったのだけれど、その理由についてちょいと考えてみると、夏は冷房や薄着で、無意識のうちに身芯を冷やしていることが多いから、せめて飲みものくらいはさ、冷たいもの避けたいよねー、などとしたり顔でのたまっていた(つもりな)のだが、年期入った酒好きの性として、冷えビールだの冷え白ワインだのは人一倍飲んでいるのだから、結局なんの説得力もありませんでした。でも、夏バテより夏冷え注意。

 

4、最近、今をときめくゲームハード任天堂『SWITCH』を用いて『ARMS』というタイマン対戦格闘ゲームに自分でも自分に驚くほど夢中になっているのだが、「オオオオオオーオオ(テーマ曲)」などとのたまいながらコントローラーを握っているだけでなく、いちライター(?)として、このゲームの意義と所感についてしっかり文章化しなければ、と意気込んでいる今日この頃です。俺も(あたしも)ARMSやってみたいって方、いらしたら私までお気軽に連絡ください。まだまだ下手者ですが、スパーリングなど積極的にお付き合いします。

 

5、最近、「音」と「文」が圧倒的に足りていないな、と感じています。それはほとんど栄養失調を起こしそうなレベルで。今年は年明けから例年通り、いや、例年になく腑抜けていて、その欠乏に気づくこともできないでいた自分が情けない。自分で自分を満足させる量を読み、心身ともに音に満たされるくらい聴き入るためにはそれなりの時間がどうしても必要になる。ああ、真空的空間に焦がれる。押し入れは暑い。ドトールはやかましい。やはり名曲喫茶なのか。

 

《まとめ》

今年の夏は個人的には現実的にも心情的にも、のっぴきならない気分が通奏低音として流れっぱなしでして。なかなか寛いだ心持ちで、横丁の軒先で杯を傾けつつ文庫本のページを繰ることなど全然難しかったりする。でも、きっと先は短くもないけれどそれほど長くもない。だからさ、いや、短かろうと長かろうと、穏当だろうと、今は今しかないのだから、2017年7月現在を最高に感じていたい……! 心から、ほんに心から、思う願う今日この頃の私です。七夕は過ぎたけど、いつでも心に短冊を吊るしてばかりの私。君もあなたも夏バテによる意気消沈にくれぐれもご注意あれ。意気軒高、いや、意気衝天。「のぼり」でいこうぜ! 此れは空元気に非ず。たぶん、きっと、絶対。