水と今

かくして君は待つ、ある人が現れるのを。君の命をとめどなく膨らませにやって来るのを。(リルケ)

百二記〜自分と名曲喫茶の生誕日に寄せて

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おはようございます。

と言っても、ここには時間軸は(たぶん)流れていないのですが。ともあれ、窓の外は8月らしくじつに清々しい朝が展開しており、私は濃いどくだみ茶を静かにすすりながら久方ぶりにこれを記しています。

 

私事で恐縮ですが、先日、私のささやかに営む名曲喫茶が4周年を迎えました。まったく予想だにしていなかったのですが、たくさんの方々にお祝いの言葉やお品を頂き、嬉しかったです。いかにも自慢ぽいですが、頂いた品々をちょっと思い出し羅列させてください。マーラー&チャイコフスキーほかの荘厳でクールでプリティなCD、カラフルな銀紙に包まれたチョコレート袋、食べられる素敵な花々に彩られたクッキー、キュートでおいしい耳長ウサギクッキー、びっくりするほど大きな鉢植え花、鯉模様の可愛らしい瓶に入った日本酒、綺麗な藍色のアロマキャンドル、おなじみの、そして最高においしい母からの全粒粉杏タルト(「4」を象ったクッキーつき)。そして心のこもった手書きの手紙たち。ああ、嬉しや。

 

ほんに、心から嬉しや。そのくらいでは済ましたくないくらいありがたどしゃぶり雨に打たれまくりでした。その感謝の向かう先をちょっと羅列させてください。支えてくださっている方々に。経験を可能にしてくれている時間と場所と機会に。邂逅と、別れと、変わり続けているもの、変わらぬ(ように見える)ものに。既知の経験に。未知の経験に。数多のクラシック音楽に。明け方の散歩に。夏の午後に。夕方に染み入る寂寥の空に。白い尻尾と母の愛に。僕が忘れた人たちに。僕を忘れた人たちに。熱い濃いコーヒーに。薄いどくだみ茶に。ブラック・カラント・紅茶に。泡のないインディアン・ペール・エールに。なまぬるいホット・ギネスに。津々浦々の清酒に。長年乗り続けたボート(かなり浸水ぎみ)に。心を整えてくれる、行きつけのお店たちに。長く楽しませてくれているテレビゲームに。長く読み継いできた偉大な小説たちに。夢の中で会える人物たちに。新しい旅をしてる人たちに。白黒映画に。白玉小豆に。身体をもたない方々に。白いキャンバスに。飛び回る蝿たちに。青天の霹靂のような出会いたちに。

 

キリありまくりだけどないまくりなので、今日はこのへんで。

 

おっと。さらに言うと、私も昨日、41年めの生誕記念日というありがたい1日を迎えまして。さらに言うと、今年から再始動させたこのブログの記事もどうにか100記めを越えまして。こりゃ手っ取り早いので、全部まとめてお祝いしよー!……そんな浅はかなコンタンで書かれているのが当記事にあります。

冒頭に書いた通り、ここにはたぶん時間軸は流れておりませんが、私の週末はじつにタイトなタイムスケジュールでびしびし区切られているので、今日は泣く泣くここでキーを置かねばなりません。3時間ばかりしか眠っていないのですが(睡眠不足はけっして自慢にはなりません)、これからかけそばを急いで作って、すすって、名曲喫茶を開けないといけないのです。

それでは、また!