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水と今

かくして君は待つ、ある人が現れるのを。君の命をとめどなく膨らませにやって来るのを。(リルケ)

毎晩酒を呑むオレが二日酔いにならない秘訣教えたる

あけましておめっとさん。さっそくだが、こないだな、オレの質問サイトask.fmhttps://ask.fm/lmflowersに以下のような質問を頂いた。 酒は人類の友! しかしついつい仲良くしすぎて(飲み過ぎて)しまい、 翌日、どんより後悔!してしまいガチで悩んでいます…

限りなく12月めいた10日間の不思議(10日め)

おはようございます。とうに新年に突入しておりますが、「あけおめことよろ」はもう少し先に取っておきます。現在は《2016年1月4日》の晩。しかしながら、ようやく今になって、2015年という年に居た自分の、そして自分から見た、かなり限定された此の世の…

2015年のマイベスト・ムービー10本(もとい5本)

当ブログの連続日誌、8日目から9日めにかけて5日間も空いちまいましたが、年内も残るところあと2日なので、別テーマでいきます。 本日はほぼ毎年恒例となっている、「2015年のマイベスト・ムービー10本」!……と、ぶちあげたいところですが、今年は様々な…

限りなく12月めいた10日間の不思議(9日め)

年末のこの時期に、つらつら個人的なことを書き連ねた投稿をここにアップすることにもいささか気が引けてきたが、乗りかけた舟、というか、あと2日で2015年もお終いであるからして、10日めまでやっちまおうと思います。 12/28(火)今日は(今日も)という…

限りなく12月めいた10日間の不思議(7日/8日め)

クリスマスは両日ともにかなり「あったか」でした。こんなに色とりどりのダウンジャケットを見かけなかったクリスマスは珍しかったように思います。 私はといえば、かなり薄着で、隣町の映画館で『I LOVE スヌーピー』という、CGのスヌーピーやチャーリーブ…

限りなく12月めいた10日間の不思議(6日め)

今日は祝日なので、早起きして名曲喫茶を開けていました。ワルター・ギーゼキングという老練ピアニストが遺したモーツァルト「ピアノ・ソナタ全集」。林檎飴のような色したレコードをかたっぱしから出し、針を落としていた。モーツァルトのピアノ・ソナタし…

限りなく12月めいた10日間の不思議(5日め)

昨日目論んでいた通り、今日の夕方は久しぶりに近所を走った。走る前は10キロは走りたいな、と意気込んでいたのだが、それはまったき甘ちゃんだったようだ。ナイキのランアプリで計測してみたところ、私はたった5.84Kmしか走れなかった。しかし、それは予想…

限りなく12月めいた10日間の不思議(4日め)

これ(写真)は何ですか? はい、隣町の食堂で頂いたおでん(大根/蒟蒻/竹輪)と冷酒(烈)にあります。午前8時に起きてから、夕方にこの美味しい夕食に辿り着くまでには、それなりの経過があった。 ふだん、月曜日は僕にとっての休日的曜日である。しかし…

限りなく12月めいた10日間の不思議(3日め)

今日は年末に向かっての《名曲喫茶 vs 生演奏》第2弾(戦っているわけではないですが)『クラリネット・デュオ・ミニコンサート』が催されました。催された、というといささか大袈裟ですが、とにかく1時間、当店で奏でられたのです。これから本格的に音楽…

限りなく12月めいた10日間の不思議(2日め)

じつのところ、今日はけっこう疲れている。このストローク浅いキーボードをぱたぱたぱたぱた……叩くのもままならない。それというのも、昨日、ほとんど眠れなかったから。 どうして眠れなかったのか? それというのも、どうやら、自宅で淹れて飲んだ泥水のよ…

限りなく12月めいた10日間の不思議(1日め)

というタイトルで、今年最後の日記(みたいの)を記すことにします。 なにしろもうすぐ2015年も終わるので、何かしら年末っぽいことをしたいと思いまして。しかしながら私の場合、この日記(みたいの)を記してここに公開することくらいしかできることなさそ…

三鷹でクラリネット3重奏/眉つきアヒルボート

木曜日のこと。幼少期にお世話になった、母(ヒロコさん)の友人夫婦である南椌椌さんとせつ子さんに誘って頂き、『三鷹芸術センター』という音楽ホールを訪れた。 この日はかつてウィーン・フィルに在籍していたペーター・シュミードル氏(クラリネット)を…

大好きなパン屋さん『木のひげ』(多摩センター)に行ってきました

じつは最近、すごーく!嬉しいことありまして。 私、10年ほど前、『木のひげ』という天然酵母パン屋さんのパンと運命的な出会いを果たしてからというももの、あ、興奮して、打ち間違えちゃった。 果たしてからというものの、ずーっと、ここのパンを愛し、が…

アドルフ・ブッシュという名の暖かい泥(まごころを君に)

というタイトルだけど、今日はアドルフ・ブッシュ(という名のドイツ生まれのヴァイオリニスト)のことは多くは書かない。たぶんここ数日の、自分の日常(的雑感)について1200字ばかり記すだろう。ということは、記す前からだいたいわかるものだ。 でも、こ…

アドルフ・ブッシュという名の暖かい泥(序)

先週購入し、現在12枚めまで聴いたのだが(まだシューマンのソナタとバッハ『ブランデルブルク組曲』(小編成ver)が残っている)、喜びと懐かしさ冷めやらぬまま、フライングで「さわり」だけ記しておきます。 これはアドルフ・ブッシュのスーパー・ベスト…

熱海道中記〜エピローグ(7年後の雑感)

この4日間、続けて再載した7年前の「熱海道中記」を久方ぶりに読み返してみて。当時は思いつき、あるいは行き当たりばったり、あるいは自分内ギャグっぽい心持ちで熱海くんだりまで足を伸ばしたように思っていたのだが、改めて振り返ると、あの1泊旅行は…

熱海道中記(再載)其の四

〈Re:〉 元気してますか? 東京は今、どんな気候ですか? 君の心もようはいかがですか? ぼくは「熱海サンビーチ」っていう、ばっちり整備された海岸近くの「すかいらーく熱海店」でわりに酔っ払いながらこのメールを売っています(ほら、打ちまちがえた!)…

熱海道中記(再載)其の三

再びやってきたのは熱海駅前ドトール。 チーズトーストを注文。ドトールのチーズトーストはこれまでに何枚食べたかわからないくらい食べている。ラクト・ベジタリアン(寄り)のぼくにとってはじつにありがたメニュー。何の変哲もない、チーズを載せて焼いた…

熱海道中記(再載)其の二

どうにか5時間8000円という、有り難くて涙が出る休憩を与えてくださった(皮肉です、言うまでもなく)旅館「M」にて。 「M」は熱海にある旅館では、かなり老舗のようだ。置かれている調度品や家具を見れば、働いている人たちと言葉を交わせば、ナチュラル…

熱海道中記(再載)其の一

先週末、1人きりで熱海に赴いた。 仕事の後、急に「ここではないどこか」に行きたい(でもどこに行きたいのかはわからない)激しい衝動に駆られ、午前5時に中央線に飛び乗った。 そうして、座ってうたた寝してるうちに終点・東京駅に着いていた。早いもの…

熱海にいったい……(熱海道中記再載・プロローグ)

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/11/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 先日、散歩がてらにM書店の店先を覗いてみると、村上春樹の新刊紀行本『ラオスにい…

ルドルフ・ゼルキンのシューベルトは何だって懐かしい。何故なら……

さて、今日は何を記せばいいのか? 何を記せるだろう?(心の声) 今、気分はブラジルの湿原地帯に迷い込んだドジョウの如くずぶずぶに落ち込んでいる。実を言うとこの3日間、ずっとだ。理由は、ないけど、ある。あるけど、ない。それというのも、どんな気…

アレクシス・ワイセンベルクのドビュッシー

今日は午前10時頃より名曲喫茶を開ける支度をしながら、思うところあって、ドビュッシー「ベルガマスク組曲」を聴いていた。ピアノはアレクシス・ワイセンベルク。このアルバムは僕にとってかなり、けっこう特別だ。相当回数聴いているだけではなく、何より…

『foodmood』のアースケーキにうってつけの日

こんなタイトルにしてみたものの、本当はとくに「うってつけ」というわけでもありませんでした。先日から、体調不良で臥せってばかりいたもので……やっぱり、おいしいケーキは身体が元気な時に頂くのが嬉しいですものね。 だけど今日は灰色のぶ厚い雲の下、自…

冬の到来によりアイム・コールド

夜分に失礼します。ここ数日、なんだかすっかり寒くなりましたね。 寒いからというわけでもないのですが、現在、著者は未だ体調不良続き。大好きな木のひげ「林檎のプチパイ」も今日は泣く泣くお預け(猫が私の代わりに食べてくれるそうです)。でも大丈夫、…

今後、「写真なし」の記事が増えるきっかけになる(かもしれない)日

こんばんは。 ぶしつけですが、普段、iPhoneやデジカメで何となしに撮った写真を選び、冒頭に貼ってからこのブログをしたためる(あるいはしたためてから写真を貼る)ことが多いのですが、正直言って、それほど写真を貼ることに積極的なわけではありません。…

風邪と花粉症のマッシヴ・アタック(つらかった)

こんにちは。お元気ですか? 私はあまり元気ではありませんでした。この2日間、風邪と秋の花粉症が合体したリンパ炎症的症状に襲われておりまして、けっこう、いや、正直に言うと、とっても辛かったのです(そんなの知ったことか、とは君まで言うな)。 と…

夕方について(続き)

ついこないだ、4連休で忙しなく働いていたと思ったら、もう週末の朝がやって来ました。タイム・フライズ。あと30分もしたら、焼き立てのトーストくわえたまま、名曲喫茶に出かけなければ……。 それはさておき、昨晩記したはずのブログをたった今、読み返して…

夕方について

夕方、空が薄紫色に暮れなずむ頃が好きです。「そりゃ、まあ、みんな好きでしょうよ……」苦笑されそう。そうかもしれない。でも、それでも、やっぱり「私は、」って宣言したい。私は夕方のこと、もっと知りたい。いつでも夕方のそばにいたい。 たとえば夜明け…

吉祥寺にある『4ひきのねこ』という名前の花屋

1番好きな花屋は?と問われたら、迷わずにここ『4ひきのねこ』を挙げます。 今日は母の誕生日の花束を作ってもらいにやって来た。 今も昔も、草花についてろくすっぽ知らない僕だが、初めて緊張しながら1人この店を訪れた時(たぶん90年代)、こちらの渋…

お祭りの最終日。名曲喫茶にて

開店前に掃除を終えて、iPhoneで撮りました。この時、店内も、店外も、夏の夢に現れるプールサイドのように、しーーーーーん。静まり返っていました。 それから数時間、この店が名曲喫茶らしからぬ、「怒濤の」すし詰め状態になろうとは、私は予期だにしてい…

名曲喫茶連勤3/4日め(暗闇とジャクリーヌ・ドュ・プレの夕べ)

朝から小雨がしとしと降り続き、ぐずぐずした曇り日、月曜日、午後。 街は天下市2日めだったが、通りを行き交う人々の足取りはどちらかといえば重たげ、所在なさげ、傘なさげに見えた。それは多少2日酔いであり、多少「寝ぼすけ」であり、「名曲喫茶」とい…

「天下市」という名の…

御祭りでありました。縁(えにし)感じつつ、飲み(呑み)、食い歩き、練り歩く。それが「冥利に尽きる」1日。その冥利はきっと、谷保天満宮(という名の神社)に直接に結びついていて、数多の喜びはそこで滑らかに回収されていくことでしょう。 さて、それ…

『名曲喫茶 月草』11月営業日のお知らせ

ここに店の宣伝や伝達事項を記すつもりはなかったのですが、いちおう明記しておきます。以下、来週の営業日連絡。 私が営む小さな名曲喫茶『月草』、本日(10/31)から11/3(火)まで、休まず営業しております。 明日(11月いっぴ)、この街(国立市)は「天…

木のひげ『林檎のプチ・パイ』の季節

今年もこの季節がやってきた。 今日、母と隣町で外食をした帰り道、行きつけの自然食品屋さんに立ち寄ってみると、大好きな多摩センターの天然酵母パン屋さん『木のひげ』季節限定スイーツ「林檎のプチ・パイ」が並んでいた。いや、それはウソだ。1個だけ置…

リメンバー&サンクス・東西書店

毎日のように、すでに閉じた東西書店の前を横切っている。そして、シャッターの前に無遠慮に横並びになったたくさんの自転車を眺めるたびに、「ああ、このシャッターがもう開くことはないのだな……」と痛感させられる。自転車め。 東西書店が閉店してから早い…

天ぷらとかけ蕎麦がともにあればいい

今日の夕飯は出先の吉祥寺にて。久方ぶりに赴いた地下のお蕎麦屋さんで、芋天とたまね(ぎ)天。かけ蕎麦とビールも頂く。僕は麺類がかくべつに好きでして、ご飯なしで、週5日麺類続きでも心がふつふつと喜ぶほどです。そして、この世界中に溢れる麺類なる…

ブッシュ/ゼルキンのソナチネが喚起する「とれたてホップ」

1 たった今、帰宅し、ブッシュ/ゼルキンの奏でるベートーヴェン「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」を聴いている。作番は忘れた。今日は(も)いささか酔っているし、けっこう疲れているから、確認する気になれない。ともあれ、5番「スプリングソナタ…

ゼルダ・フィッツジェラルドとパリ、そしてギオマール・ノヴァエス

フィッツジェラルド最後の長編小説『夜はやさし』(作品社)の巻末に添付された書簡集(おもにフィッツジェラルド、ゼルダ、編集者パーキンズの間に交わされたもの)に収められている、ゼルダ・フィッツジェラルドがスコットに宛てた手紙——その全てが(彼女…

洗ったような月が出ています

たった今、駅前のローソンに御酒を買いに行く途中、空を見上げると、まるで洗いたてのように真っ白い月が光っていました。思わずはっとした。君も何処かでこの月を見上げているのだろうか? などと、いささかな古典的で情緒的な心持ちがこの胸を流れ星のよう…

名曲喫茶日和(あるいは勤務日)

午前7時半起床。 土曜日だから(光の速さで週末がやって来る)、名曲喫茶を開ける日。おまけに(と言うべきか)今日は、月イチのクラシックギター生演奏が入る日。多分にのろまでせっかちな私でも、緊張し、朝からせかせかする。もちろん、店内で生のクラシ…

五嶋みどりの演奏を「体験」した

まだ「興奮冷めやらぬ」と言った状態なので、簡潔に書きます。 今日、五嶋みどりの生演奏を初めて聴いた。楽曲はショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77」。 僕は今日の日を、彼女の演奏を、NHKホールの空気を、きっと生涯忘れることは…

水垣千悦さんのお猪口

あれやこれやについて記す、と言いつつ、何やらお酒話ばかりが続いている当ブログです(こんなつもりはなかったのですが……今後に乞うご期待)。ところで当方、結構な酒好きですが、酒器にこだわっている、ということは全くありません。集める気もありません…

秋の夜長はベンチで……(日本酒篇)

昨晩のこと。 夜中、自室で単純かつ長い作業がひと段落した。酒が呑みたいな……それも野外で。 御猪口をラップにくるみ、デニムシャツの胸ポケットに入れて出かけた。駅前のローソンで呑みなれた日本酒を買い求め(柿の種も買おうと思ったが、かじる音が静か…

浅き夢見

おはようございます。爽やかなる秋晴れです。 といっても、とっくに昼過ぎなのですが。昨晩、寝酒を飲まなかったからだろうか(とはいえ、夕食どきにビール1本と純米酒1合半をきこしめしたのですが……)、どうにもうまく寝つけなかった。飲まないとまともに…

蕪について

昨日、寝しなに味噌とオリーブオイルを塗ったクラッカーをたくさん食べたからだろう。今朝、よろよろと台所に行って水を飲み、しばらくしてから人参ジュースを飲み、紅茶を飲み、今、お茶もたくさん飲んだけど、まだからっからに乾いている。なんなら、これ…

生きることは

↑知人・吉田隆志先生の個展に赴く。生きることのめくるめく素晴らしさ!(みたいのを感じた) とても難しい。そうだよね? そんなこと、わざわざ書くつもりはなかったのだが、現在は深夜3時で、いささか酔っぱらっているからか、 「生きることはとても難し…

イェルク・デームスのゴールドベルク変奏曲を聴いて

土曜日。すなわち名曲喫茶勤務日であった。しかし、(自宅を出る前は気づかなかったが)今日は「ゴールドベルク変奏曲日和」でもあったらしい。 早朝、毎週のように行われる1人ドタバタ支度劇場の末(朝に相当に弱いのです……)、出かけようとすると、玄関の…

再会への助走(秋の恋は夕暮れ篇)

本日より、諸事情・諸心情のために長らくストップしていたこの徒然ブログ(のようなもの)を再開することにしました。いわゆる「リ・スタート」というやつです。 さて、久しぶりに再開するのだから、何か「モットー」とか「コンセプト」(のようなもの)が新…

連休、名曲喫茶、Something

今日は朝から晩まで名曲喫茶仕事に従事していた。それ以外に何か記すべきことがあるだろうか? ある。 見逃したTVドラマ『ど根性ガエル』を観るべく、ついさっき、Hulu(動画アプリ)に加入した。2週間の無料視聴期間内に全話観るつもりだから、けっこうハ…